阪神・佐藤輝明バカ当たりのウラに岡田老将への「何クソ魂」 8月は打率.619、4本塁打、9打点

公開日: 更新日:

 打ち出の小槌のように安打と本塁打を量産している。

 阪神佐藤輝明(25)が6日のヤクルト戦で3試合連続となる勝ち越し2ランを含む、3安打3打点をマークした。

 開幕からの不振がウソのように打ちまくっている。これで14試合連続安打に加え、18試合連続出塁。8月に入って5試合で21打数13安打の打率.619、4本塁打、9打点の大爆発である。

 人気、注目度の高い阪神で中軸を担っているだけに、打てない時は戦犯扱いされることもある。が、左打者で1年目から3年連続20本塁打以上をマークした選手は、長いプロ野球の歴史でこの佐藤輝しかいないのも事実だ。

 そんな大砲が今季、大きな屈辱を味わった。5月14日の中日戦(豊橋)でリーグワーストタイとなる6個目の失策を犯した。打撃不振に加えて、守備、走塁での緩慢プレーに対して堪忍袋の緒が切れた岡田彰布監督(66)は、二軍落ちを通達した。

 コーチ経験がある球団OBがこう言う。

「二軍落ちが決まったのは試合直後ではなく、試合後の豊橋からバンテリンドームへのバス移動中だったそうです。佐藤輝はバスの車中で気持ちを切り替え宿舎に到着、明日から心機一転…というところで翌朝からの二軍落ちを告げられ、慌てて早朝の新幹線で鳴尾浜へ。大勢のファンから奇異の目でみられる中、約50分間の“見せしめ”ノックも受けたのですから、相当悔しい思いをしたはずです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  2. 2

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  3. 3

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  4. 4

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  5. 5

    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

  1. 6

    金銭トラブル退団ヤクルト畠山コーチ「若かりし頃の愚行録」…酒浸りでデーゲームに朝帰り、練習サボって風呂

  2. 7

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  3. 8

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”

  4. 9

    ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が

  5. 10

    あるのか西武「デストラーデ監督」…黄金時代の最強助っ人が“復帰”、就任条件もクリア

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都心のマンションで急増する“性感メンズエステ”驚愕の実態「まったく気付かず…」と住民唖然

  2. 2

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  3. 3

    桜井ユキが6年前、松坂桃李と演じた激しい濡れ場…朝ドラ「虎に翼」“涼子様”で人気全国区に

  4. 4

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  5. 5

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  1. 6

    悠仁さま“親がかり”の「東大推薦」に1万2500人超の反対署名…志望校変更に現実味も

  2. 7

    阪神「常勝軍団」構築は“オカダの考え”がカギ…試合前に捕手に“講義”、名指し公開説教は日常茶飯事

  3. 8

    夏ドラマ唯一の“ロス”は読売テレビ深夜ドラマのみ?「ブラックペアン2」ですら話題にならない深刻

  4. 9

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  5. 10

    桂菊丸&泉アキ夫妻 熱海で「自給自足」スローライフ満喫