森保J貴重なDFサブ高井幸大まで離脱の波紋…たたられたよう負傷者続出で11日サウジ戦に暗雲
日本時間11日未明にW杯最終予選のサウジアラビア戦を迎える森保ジャパンで、またもケガ人である。
川崎DFの高井幸大(20)が5日のJリーグ・町田戦で負傷交代。代わって、柏DFの関根大輝(22)が緊急初招集された。
森保JのDF陣は、何かにたたられているかのように故障者が続出している。英プレミアのDF冨安健洋(25)、ベルギー1部ヘントDF渡辺剛(27)、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのDF伊藤洋輝(25)、町田DF中山雄太(27)が代表未招集。そこに、パリ五輪で活躍してW杯最終予選9月ラウンドで代表デビューを果たしたDF高井も離脱だ。
森保Jの基本布陣は3DF(4MF.2シャドー.1トップ)。3DFの真ん中をベルギー1部シント・トロイデンDF谷口彰悟(33)が務め、左のベルギー1部サンジロワーズDF町田浩樹(27)、右のドイツ1部ボルシアMGのDF板倉滉(27)がトリオを形成して先発出場することが予想され、高井は板倉の交代要員だった。
「たとえばベテランの谷口が負傷した場合、板倉が3DFの真ん中に入って右に高井が入るというパターンがある。板倉が出場できなくなった場合も、高井が先発メンバーに入る公算が大でした。関根が追加招集されたとはいえ、CBの一角に入って及第点のプレーを見せることは、簡単ではないというのが現状です」(サッカー関係者)