藤川阪神はヘッド&二軍監督の組閣難航で多難すぎる船出…鳥谷敬氏や赤星憲広氏の招聘は絶望的
当初はヘッドコーチを外部招聘し、二軍監督には大物OBを置く構想があったという。
昨15日、就任会見に臨んだ阪神の藤川球児新監督(44)の組閣である。
岡田前監督より23歳も若い青年監督は、火の玉ストッパーとして名を馳せた投手出身で、指導者経験はない。「そこで外部から、実務にたけたヘッドコーチの招聘を検討していたそうです」と、コーチ経験者の球団OBが続ける。
「藤川監督はメジャーや独立リーグでもプレーし、2020年限りで現役を引退。その後の評論活動を通じて、外部の血を取り入れることで采配や選手起用などの引き出しを増やそうと考えた。今季まで西武でヘッドコーチを務めた平石洋介氏や、ヤクルトでヘッドの経験がある宮本慎也氏らをリストアップしたものの、実現には至らなかったと聞きました」
複数のスポーツメディアによると、藤本敦士内野守備走塁コーチ、野村克則二軍バッテリーコーチが異例の「ダブルヘッド格」として、新米監督の右腕となるとか。ヘッドコーチを置かない可能性もあるという。