藤川阪神のドラ1指名は高卒投手か…最速150キロ超で《潜在能力の高さは世代ピカイチ》
阪神は岡田彰布監督(66)が今季限りで退任。藤川球児新監督(44)の就任が決定的となっている。
新人監督として最初の大仕事になりそうなのが、今月24日のドラフト会議だ。今秋は、投手では金丸夢斗(関大)、野手では宗山塁(明大)が大きな注目を集めているが、某球団のスカウトは「阪神は、地元兵庫の報徳学園で今春の準優勝に貢献した最速151キロ右腕、今朝丸裕喜(3年)の1位指名もあるとみています」というのだ。
188センチの長身から繰り出される角度あるストレートはもちろん、スライダー、フォークなどの変化球も含めたボールの質も高い。複数球団が1位候補としてリストアップしている。
「体重は80キロほどで細身ですが、プロ入りしてトレーニングや食事が充実すれば、すぐに体は大きくなるでしょう。積んでいるエンジンはデカいし、ポテンシャルの高さは高卒投手でピカイチです。今春のセンバツ後は体づくりに専念するために登板を控え、夏の県大会に備えた。
それもあって調子を落とし、夏の甲子園は初戦敗退、U18の決勝戦の結果もイマイチでしたが、引退後の練習の様子では長い距離の遠投をこなすなど、フィジカルに問題はなさそうです。藤川監督は高知商高からドラフト1位で阪神に入団した。同じ高卒右腕として、将来性を重視した指名方針を掲げることになれば、『今朝丸1位』は十分にありえます」