岡田監督の病気離脱を招いた「真犯人」…阪神フロント主導“異例の退任劇”が66歳の精神面にも影響か
いまは季節の変わり目。体調を崩しやすい時期とはいうものの……。
12日からのCSファーストステージを控える阪神の岡田彰布監督(66)が、昨9日、風邪のため練習を欠席。10日も静養し、11日には復帰する予定という。
球団関係者が連絡を取った際は元気な声だったそうだが、最近は咳き込むことも多かったという。たとえ一時的でも総大将がダウンしたとなれば、チームの士気に影響する可能性はある。
岡田監督はすでに今季限りの退任が決定し、球団はフロント入りを打診しているが、チーム周辺では「11月に67歳を迎える年齢的な部分はともかく、監督の激務を続ける中で退任が決まり、張り詰めていた糸が切れかかっているのではないか」との声も聞かれる。
昨季はチームを18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に導き、今季は最後まで巨人と優勝争いを繰り広げて2位に導いた。2年契約の満了に伴う退任とはいえ、球団は続投要請をしなかったといわれている。
まして今回は、岡田監督が選手に退任を伝える前に報道によって明らかになり、新監督の名前まで報じられた。しかもフロントは、チームがポストシーズンを控える最中に退任を発表した。