【単独インタビュー】日本を知り尽くす豪州代表ミッチェル・デュークが激白「森保Jの強さと弱さ」
ーーオーストラリアは予選C組で(W杯ストレートインの)2位以上になれますか?
「日本は、首位で(2位の)ボクたちとの間には大きな差(勝ち点5差)があります。でも、首位じゃなくてもいいと思っています。最終予選というのは、W杯本大会の出場を決めることがすべてですからね」
ーーそれにしても、オーストラリアは、大陸間プレーオフが好きですよね(笑い)
「22年カタール大会、その前の18年ロシア大会ともに大陸間プレーオフを経てW杯に出場しましたが、今回は避けたいと切に願っています。11月14日には、地元メルボルンでサウジアラビアとの重要な一戦があります。この試合に勝利して19日にバーレーンに赴き、勝ち点3を奪うことができたら日本との差を埋めることも可能となります。オーストラリアは序盤1勝1分け1敗でしたが、これから確実に立ち直ります。C組トップ2位以内でフィニッシュできる自信はあります。日本とオーストラリアが、首位と2位を占めるに相応しいチームだと確信しています」
◆ミッチェル・デューク 1991年1月18日生まれ。ニューサウスウェールズ州出身。186㌢、83㌔。15年にJ1清水入り。21年からJ2岡山でプレー。23年J2町田で10ゴール.6アシストを決めてJ2優勝・J1初昇格の原動力となった。13年に初代表。同年の日本戦で代表初ゴール。21年東京五輪にOA枠で出場。22年カタールW杯・チュニジア戦でW杯初ゴールを決めた。