著者のコラム一覧
森雅史サッカージャーナリスト

佐賀県出身。久留米大付設高から上智大。サッカーダイジェスト編集部を皮切りに多くのサッカー雑誌の編集に携わり、2009年の独立後も国内外精力的に取材を続けている。「Football ZONE」「サッカー批評web」などに寄稿。FM佐賀で「木原慶吾と森雅史のフットボールニュース」。「J論プレミアム」「みんなのごはん」を連載中。「日本蹴球合同会社」代表。著者写真は本人提供。

【独占インタビュー】日本を知り尽くす豪州代表ミッチェル・デュークが激白「森保Jの強さと弱さ」

公開日: 更新日:

ーーオーストラリアは予選C組で(W杯ストレートインの)2位以上になれますか?

「日本は、首位で(2位の)ボクたちとの間には大きな差(勝ち点5差)があります。でも、首位じゃなくてもいいと思っています。最終予選というのは、W杯本大会の出場を決めることがすべてですからね」

ーーそれにしても、オーストラリアは、大陸間プレーオフが好きですよね(笑い)

「22年カタール大会、その前の18年ロシア大会ともに大陸間プレーオフを経てW杯に出場しましたが、今回は避けたいと切に願っています。11月14日には、地元メルボルンでサウジアラビアとの重要な一戦があります。この試合に勝利して19日にバーレーンに赴き、勝ち点3を奪うことができたら日本との差を埋めることも可能となります。オーストラリアは序盤1勝1分け1敗でしたが、これから確実に立ち直ります。C組トップ2位以内でフィニッシュできる自信はあります。日本とオーストラリアが、首位と2位を占めるに相応しいチームだと確信しています」

◆ミッチェル・デューク 1991年1月18日生まれ。ニューサウスウェールズ州出身。186㌢、83㌔。15年にJ1清水入り。21年からJ2岡山でプレー。23年J2町田で10ゴール.6アシストを決めてJ2優勝・J1初昇格の原動力となった。13年に初代表。同年の日本戦で代表初ゴール。21年東京五輪にOA枠で出場。22年カタールW杯・チュニジア戦でW杯初ゴールを決めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神“強制終了”は「事実上の解任」…体調不良で異例の退任会見ナシなど誰も信じない

  2. 2

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  3. 3

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  4. 4

    藤川阪神はヘッド&二軍監督の組閣難航で多難すぎる船出…鳥谷敬氏や赤星憲広氏の招聘は絶望的

  5. 5

    佐々木朗希はトミー・ジョン手術へまっしぐら…メジャースカウトが看破した160キロ右腕の“キズ”

  1. 6

    大谷を苦しめる「ダルビッシュの亡霊」…メッツのデータ分析班が配球パクって徹底対策

  2. 7

    中日・井上新監督が抱える「中田翔」というジレンマ…復活に期待も世代交代の障害になりかねない

  3. 8

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  4. 9

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  5. 10

    二階俊博Jr.vs世耕弘成前参院幹事長…和歌山2区で「裏金」同士の醜悪すぎる罵り合戦【総選挙ルポ】