「カネは出すが口も出す」ヤ軍と「口は出さない」ド軍…両球団オーナーは正反対

公開日: 更新日:

 全米の野球ファンの人気を二分する両球団のオーナーは対照的だ。

 ド軍のマーク・ウォルター氏(64)は運営会社である「グッゲンハイム・ベースボール」の筆頭オーナーを務め、2012年に球団を買収。14年、ア・リーグのお荷物球団だったレイズを強豪に押し上げたアンドリュー・フリードマン氏を編成トップに招き、常勝球団の礎を築いた。

 同オーナーは、本業の投資顧問会社をニューヨークやシカゴで経営していることもあり、球団運営にはほとんど口を挟まない。昨オフ、大谷との契約時に同席したように、ベッツ、フリーマンらスター選手と大型契約を交わす際、顔を出す程度だ。

 一方、ヤ軍のハル・スタインブレナー氏(54)は何かと表に出てくるタイプ。ヤ軍の運営企業「ヤンキー・グローバル・エンタープライズ」のトップとして、自前のケーブルテレビ局を運営し、プロサッカーチームにも出資するなど、ビジネスを拡大。業績は右肩上がりで、経営者としては一定の成功を収めており、名物オーナーとして知られた父・ジョージ氏(故人)同様、カネは出すが口も出す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  3. 3

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 4

    与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に【一覧あり】

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    日本ハム新庄監督「このまま退団」なら…球団、選手、コーチはドン引き&大ヒンシュクだ

  2. 7

    阪神藤川監督の就任会見「言語明瞭、意味不明瞭」だった“特殊事情”…虎ファンが感じた心の揺れ

  3. 8

    巨人・岡本和真「メジャー断念」に現実味…“元エースと4番”の同時流出はあり得ない?

  4. 9

    元ジャニーズひかる一平さんが語る 事務所退所後の苦労と性加害問題について思うこと

  5. 10

    巨人阿部派コーチ全員集合で…辞める?配置転換?二岡ヘッドの処遇が宙ぶらりん