かつてのビッグトーナメントも松山英樹がいなければドッチラケ…国内男子ツアーの厳しい現状
【ダンロップフェニックストーナメント】最終日
首位と7打差3位発進の松山英樹(32)は、6バーディー、1ボギーの「66」。通算18アンダーまでスコアは伸ばすも、4打及ばず2位タイに終わった。優勝は通算22アンダーで大会レコードのM・マクグリービー(29)だった。
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松山に次ぐ日本勢は、6位タイの堀川未来夢(31)、蝉川泰果(23)、竹安俊也(32)。最終組で回った3日目まで通算14アンダー2位の永野竜太郎(36)は、スコアを1つ伸ばしただけで9位タイに終わり、前週の優勝で上位争いが期待された石川遼(33)は通算4アンダー48位に沈んだ。
今大会は1974年に始まり、第1回大会には帝王ニクラスが出場。優勝は前年の全米オープン覇者J・ミラーだった。その後も、S・バレステロス、T・ワトソン、C・スタドラー、L・マイズ、D・デュバル、T・ウッズら、メジャー覇者が多数出場し、優勝して力の違いを見せつけた。「当時は彼らに日本選手が挑む、注目の大会でした」と、大会に関わっていたあるOBが言う。