佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

公開日: 更新日:

 石川は肘に故障を抱えているものの、21年からの3年間はいずれも20試合以上に先発。年間通じてローテーションを守れるのだから、佐々木以上に計算が立つ。今季は8月以降、6試合で5勝0敗、防御率1.91と安定した成績を残した。

「佐々木の代わりに石川が入ってくるメリットは大きいですよ」と、ロッテOBはこう続ける。

「佐々木のコンディション不良には、首脳陣はもちろん、他の先発も悩まされてきた。度重なる途中離脱や登板間隔が急きょ、変更されることによって、他の先発投手のローテが変更されることになる。年間通じてローテを守れない佐々木が先発にいることで、ローテを組み直す首脳陣が頭を痛めたのはもちろん、他の先発陣にもシワ寄せがいっていましたからね」

 2年連続でCSに駒を進めているロッテ。佐々木の抜ける穴をカバーするどころか、お釣りがくる補強をしたことになるのだから、来季は優勝も期待できるかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 佐々木は昨オフ母親とともに球団サイドと「泥沼交渉劇」を繰り広げたのは記憶に新しい。最終的に球団が円満を強調して「あえて泥を被った」本当の理由は何か。あの時、いったい何がおきていたのか。契約合意の「全真相」とはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…