巨人が昨秋ドラフトで内野手上位指名連発の意味深…現有戦力に将来の主砲候補が極端に少ない

公開日: 更新日:

「やっときたかという思い」

 巨人ドラフト1位・石塚裕惺(18=花咲徳栄)が8日、川崎市内のジャイアンツ寮にオーダーメードのマットレスを持参して入寮した。

 U18日本代表で4番を務めた大型遊撃手。新人合同自主トレに向け「阿部監督も『良ければどんどん使う』と言ってくれていますし、どんどんアピールできるようにガツガツやっていきたい」と意気込んだ。

 この日入寮した2位の浦田(九産大)、3位の荒巻(上武大)と上位指名3人はいずれも内野手。石塚は強肩強打の遊撃手、浦田は俊足巧打の遊撃手、荒巻は二塁、一塁、三塁を守るユーティリティータイプのスラッガーだ。さる球界関係者がこう言う。

「巨人はドラフト1巡目でアマチュアナンバーワン左腕の金丸(中日)を入札して、外れた途端、3人連続で内野手を指名した。他球団のスカウトは『巨人は上位で即戦力投手が欲しかったんじゃないの?』と首をひねっていた。阿部監督が昨季15勝でオリオールズに移籍した菅野の穴埋めをしたかったのは確かだが、それ以上に大きな不安があるというのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  2. 2

    《親会社変わってくれ》楽天OBが実名で痛烈批判! 創設20年で監督6人が1年でクビの「負の連鎖」

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  1. 6

    佐々木朗希「25歳ルールを知らなかった説」…あれだけ《メジャー、メジャー》と言いながら

  2. 7

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  4. 9

    西武再建に“身売り”という選択肢は?《今の球団上層部は野球を知らず興味もない》悲惨な現状

  5. 10

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    箱根駅伝で創価大も起用 ケニア人留学生の知られざる待遇

  2. 2

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

  3. 3

    中居正広「テレビから消える日」いよいよ現実味…女性トラブル示談金9000万円報道いまだ波紋

  4. 4

    中居正広“9000万円女性トラブル”報道で再注目 女子アナや芸人が暴露…テレビ局の“悪しき風習”

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    中居正広「申し訳ございません」ついに謝罪もSMAP再結成は雲散霧消…元リーダーが“終止符”を打つ皮肉

  2. 7

    《親会社変わってくれ》楽天OBが実名で痛烈批判! 創設20年で監督6人が1年でクビの「負の連鎖」

  3. 8

    【箱根駅伝】「予選会組」からのシード入りを阻む「高い壁」の正体…今大会は10組中たった2校だけ

  4. 9

    SNSを駆けめぐる吉沢亮の“酒グセ”動画…高級マンション隣室侵入、トイレ無断拝借でビールCM契約解除→違約金も

  5. 10

    中居正広“9000万円トラブル”で番組窮地…「今でも許せない」告発女性が反撃の狼煙