西武・外崎修汰の負傷リタイアはチームにむしろプラス 歴史的大低迷から新陳代謝促す絶好機
これではシーズン中も無理はさせられないだろう。
西武の外崎修汰(32)が7日、前日の特守で右ハムストリングを負傷し、別メニュー調整を余儀なくされた。
長年、二塁のレギュラーを務めていたが、昨季は打率.227、7本塁打、41打点と低迷。2022年には腰、昨季は左ハムストリングを痛めるなど下半身にバクダンを抱えており、守備の負担を軽減するため、首脳陣からオフに三塁コンバートを命じられた。
キャンプ地の宮崎は全国的な寒波の影響を受け、特守を行った6日の最高気温は10度以下だったとはいえ、首脳陣も頭が痛いだろう。ただでさえ故障がちだけに、これでは開幕後もいつ古傷が悲鳴を上げるかわからない。
もっとも、今回のベテラン離脱は長い目で見れば、チームにとってはプラスではないか。
昨季、西武はチーム打率.212と歴史的な貧打に陥り、優勝したソフトバンクに42ゲーム差をつけられるなど、断トツの最下位に沈んだ。若手野手の底上げが急務となっている。