日本ハム野村佑希「新4番」の成否はメンタル次第…新庄監督の「開幕15試合で判断」には強気だが
日本ハムの「新4番」、野村佑希(24)が大暴れである。
16日の楽天戦に「4番・指名打者」でスタメン出場。右に左に3本の長打(1三塁打、2二塁打)を放ち、4打点をマークしたのだ。
その野村は昨年のファン感謝イベントで、新庄剛志監督から「開幕4番」に指名された。が、新庄監督は結果を度外視して4番で使い続けるつもりは毛頭ない。キャンプイン直前に「15試合で結果が出なかったら、二軍に落とす」と、厳しいハードルを設定した。
これに野村は、「思ったより試合数をくれる」としたうえで、「普通は受けられないプレッシャー。ありがたく成長に使わせてもらいます。プレッシャーの中で結果を残せられれば、確固たるポジションを掴み取れる」と自信を覗かせた。この日は練習試合とはいえ、4番で結果を残し、「実力で決まった4番ではない。周りに成績を示さないといけない」と決意を新たにした。
野村の4番起用について、八木打撃コーチはこう言う。
「もともと、そこに入ってこれる実力は持っている。定着するかどうかは、ちょっとしたきっかけだけだと思う。監督も、そのきっかけを作るために一応、4番スタートとしたわけですから」