風俗嬢との「妊娠&中絶トラブル」でクビになったスラッガー
このオフ、ひっそりとユニホームを脱いだ選手の話である。
その選手、入団時には「将来の4番候補」と期待された。しかし、一軍と二軍を行ったり来たりするのが精いっぱい。中堅と呼ばれる年齢になった最近は、試合出場の機会すらめっきり減った。
ストレスがたまっていたのだろう。そのはけ口を風俗に求めた。指名した好みの女性に自らの素性を明かし、「オレはプロ野球選手。だから、ほら、な、いいだろ? 野球選手なんだからさ」と訳の分からぬ理屈で強引に本番行為を迫り、避妊もせずに果てたものだから、当然のごとく“天罰”が下った。
女性は妊娠。その事実を告げられるや、音信不通になって逃げ回る選手の態度に憤慨した店側と女性が弁護士に相談し、所属球団も知るところになった。中絶した女性に500万円の慰謝料を請求され、自宅に内容証明が届いて家庭は崩壊。夫人からは離婚訴訟を起こされた。
「妊娠トラブルになった直後、同じ店を訪れ別の女性を指名して遊ぼうとしたというんだから、つけるクスリがない。そこで店の責任者に問い詰められ、逃げるわけにはいかなくなった。同情の余地がありません」
とは、事情を知るチーム関係者。将来の4番候補は、後ろ指をさされながらチームを去ることになった。