薬物、暴力、露出狂…五郎丸を待つ「豪ラグビー界」仰天実態
一歩間違えれば性犯罪に走りかねない選手も少なくない。
ラグビーリーグの「ウエスト・タイガース」でプレーするFWマシュー・ロッジ(20)は今年10月、旅行先の米・ニューヨークで観光で訪れていたドイツ人女性2人を執拗に付け回し、脅迫とも取れる言葉を浴びせたため、地元警察に拘束された。193センチの大型PR(プロップ)として将来を嘱望されたが、チームは現在、ロッジの解雇を検討している。
あるいは鍛え上げた肉体を誇示したい欲求もあるのだろうか。ナイトクラブで酒に酔って羽目を外し過ぎ、下半身を露出して警察に厄介になる選手も珍しくないという。
盛り場でのケンカなど暴力沙汰も日常茶飯事だ。
08年には最優秀選手に選ばれるなど「ラグビーリーグ」を代表するFBとして知られるビリー・スレーター(32=豪州)は13年11月にナイトクラブで居合わせた男性客とトラブルになり、顔面を殴って地元警察に逮捕されている。後に正当防衛が認められて無罪放免となったが、豪州メディアによれば「スレーターはむしろ被害者」とか。ラグビー選手から示談金、慰謝料などをだまし取る目的で自らケンカを吹っかけた揚げ句、殴られてケガをしたと訴えるとんでもない連中もいるからだ。