『病気にならない「腸活」レシピ』松生恒夫著

公開日: 更新日:

 日本ではこの50年で、大腸がんの死亡率が女性で6倍、男性で7倍と著しく増加。さらに、かつて50代以降が中心だった大腸がんの罹患率が若年化し、40代の割合が大幅に増えているという。

 本書では、腸にいい食材を使った、がんを予防して元気な腸を作る“腸活”のためのレシピを紹介していく。

 発芽大麦ご飯にカットわかめとオリーブオイルを混ぜ込むだけの「麦わかめご飯」は、しっとりした口当たりで朝食にもぴったり。お馴染みの塩鯖はオリーブオイルで焼き、食物繊維豊富なカボチャとサツマイモを添えるだけで洋風の「鯖のグリル」になる。オリーブオイルで炒めたおからを赤ワインで煮込んだ「おからのワイン煮込み」は、酒のつまみにもよさそうだ。
(主婦と生活社 1000円)


【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動