冒険心満載の“オトナ”の雑誌
妄想をふくらませば、とかく記事の「絵解き/説明」になりがちな写真を「表現」として扱う、「オトナの意思決定」を想定せずにはいられない。
「肌が緑色でも、イイジャナイカ」。編集者、カメラマン、デザイナーらの「写真をめぐる冒険心」をここに見る。(YKG publishing 1600円+税)
▽みやぎ・あずさ 工作舎アートディレクター。1964年、宮城県生まれ。東北大学文学部仏文科卒。1990年代から単行本、企業パンフレット、ポスター、CDジャケットなど幅広く手掛ける。