「『ない仕事』の作り方」みうらじゅん著

公開日: 更新日:

 これまでジャンルとして成立していないものや、区分けされていないものに目をつけ、ひとひねりした名前をつけ、世の中に仕掛けてきた著者。

 そんな著者の手法は、企画、営業、はたまた接待まで全部自分でやる「一人電通」方式だという。ゆるキャラとの出会いを例に、アイデアのひらめき方、ネーミングのコツ、売り込み方法、ブームへのきっかけを丁寧に解説。最初はけげんに思われたり、当事者に嫌がられたりもするが、「それでも自分は好きなんだ」と熱意が大事とも。「ゆるキャラ」「マイブーム」の名付け親の仕事術を大公開。(文藝春秋 1250円+税)


【連載】BOOKレビュー

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  5. 5

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    ダウンタウン「サブスク配信」の打算と勝算……地上波テレビ“締め出し”からの逆転はあるか?

  3. 8

    1泊3000円! 新潟県燕市のゲーセン付き格安ホテル「公楽園」に息づく“昭和の遊び心”

  4. 9

    永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス

  5. 10

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ