連載<9> きみのお父さんには世話になったからな
「そうだよ。ドルフィンズは柳川を獲るかもしれない。うちは汐村に残留を求め、それなりの条件は提示するつもりだ」
「でも僕がどうして。球団が話せば済むじゃないですか」
「まぁ、そうなんだけど」
広報部長の松岡が目線を落としたことに翔馬は合点がいった。球団も困ってい…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,238文字/全文1,378文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】