「イヨッたっぷり!」高田文夫著、佐野文二郎絵
「笑点」50周年は「お疲れさま歌丸」に始まり、「師・こん平のために走りますと涙のたい平」と、お涙ちょうだいモードになりかけたところをアモーレ円楽がやってくれた。フライデーの記事によると、銀座でそばを食べてマッサージ、錦糸町のラブホテルで不倫、で4500円。記者会見は帝国ホテルだったが、どうして錦糸町かを問われて「オレ地元だから」と。“70歳近い噺家のやったこと、ガタガタ言うほうがやぼ”と週刊誌に書いたら、円楽に「ああいうふうに書いてもらってすっかり楽になりました」と礼を言われた。そのときもらった名刺に「次の円生」と書いてあった。おいおい……。
佐野の描いた似顔絵付きの大衆芸能図鑑2。
(小学館 1300円+税)