「フランス座」ビートたけし著

公開日: 更新日:

 大学をドロップアウトした俺は、何の気なしに浅草・フランス座のエレベーター番のアルバイトを始める。1カ月ほど経った頃、舞台芸人の深見千三郎に「コメディアンは何でも出来ないとダメだ。暇なときはタップかギター、本を読め」と声をかけられ、以来、コメディアン志望の若者になってしまった。

 そんなある日、深見が「ポン引き」というコントを舞台にかけた。見事な掛け合い、知識の豊富さに俺は感服。深見を師匠と呼び、舞台やプライベートで芸人としての在り方を教わるようになる。ところが、いつしか師匠は俺とコントをやってくれなくなる。すると、芸人の兼子が「ツービートと名乗り、漫才をしよう」と声をかけてきた。

 昭和の浅草芸界を舞台にした、自伝的青春小説。

(文藝春秋 1300円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり