「未来のセックス年表 2019―2050年」坂爪真吾著

公開日: 更新日:

 2年前、専用ゴーグルを装着した客が、目の前にいるAV女優と本当に性行為をしているかのような臨場感を味わえるVR(仮想現実)個室ビデオ店が登場。また昨年には、AI(人工知能)がユーザーの好みに合った女性を自動的に選び出してくれる風俗嬢検索サービスがリリースされた。テクノロジーの発達は、性愛のあり方まで大きく変えようとしている。

 本書は、今後30年の間に起こるであろう変化を描き出す性の未来予想図だ。

 36年にはサービスを提供する代わりに「スマートコンドーム」などで行為中のデータをすべて吸い上げる無料風俗や無料ラブホテルが登場、45年にはあらゆる性的ニーズに対応するロボットデリヘル嬢が登場するなど、未来の性を大胆予測。

(SBクリエイティブ 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動