<100>君がゾディアックの宿主か
「杏野君、約束は守ったからね。それでは紹介するわ。彼が木船奏太くんよ」
マヤは隣に腰掛けている青年に向けて、両手をヒラヒラさせた。
月奈を刺したマイケルの仮面を被ったスタッフが木船だった。彼はスタッフになりすまして楽屋に出入りしていたのだ。
仮面を着用して…
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