「同調圧力をサラリとかわす方法」大嶋信頼著

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 職場で多数派の意見に押されてしまうことを防ぐにはどうすればいいのだろうか。同調圧力を受けやすいのは自分の精神状態が不安定なときである。同調圧力をかわすための第1ステップは「感情に溺れない」ことだ。

 例えば「お先に失礼します」とさっさと帰れる人はいちいち相手の気持ちを考えない。周りの目を気にしたりすることが同調圧力から逃げ出せない原因なのだ。これは親たちから「相手の立場に立ってものを考えなさい」と教えられてきたからだ。大切なのは「他人の感情に責任をとるのではなく、自分に責任をとること」である。それだけで自分の中が安定する。

 人間関係の息苦しさから逃れる思考法をカウンセラーがアドバイス。

(祥伝社 1540円)

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