(106)後部席の素晴らしい座り心地
凛の言葉をすかさず戸倉が継いだ。
「いかがなさいますか? ご自身で運転なさってみますか? それとも後部座席に?」
「オーナーは滅多に運転しないだろうからね。後ろに座らせてもらおうか」
村雨の言葉に、壇は黙って頷く。
「試乗に出るから、扉を開けてくれ」
…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,176文字/全文1,316文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】