「世界のロシア人ジョーク集」早坂隆著

公開日: 更新日:

「世界のロシア人ジョーク集」早坂隆著

 ロシア、そしてプーチン大統領を題材にした風刺が効いたジョークを紹介しながら、ウクライナ情勢から、ロシアの歴史や民族性までを解説した面白テキスト。

 例えば「本日のニュース。プーチンによる『キーウを二日で占領する特別軍事作戦』は本日、一六日目に入りました」や、「プーチンが側近に言った。『ウクライナは我々の戦略を知ることなど絶対にできない』『なぜでしょうか?』プーチンが答えた。『こちらに戦略などないのだから』」など。戦争とそれを引き起こした張本人に対する辛辣なジョークをはじめ、レーニンなどソ連時代の代々の指導者を主役にしたジョーク、そしてロシア国民が愛するウオッカなどをネタにその国民性に迫るジョークを紹介。

 ロシアという国を笑いながら学ぶ。

(中央公論新社 990円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主