「新 地球とからだに優しい生き方・暮らし方」天笠啓祐著

公開日: 更新日:

「新 地球とからだに優しい生き方・暮らし方」天笠啓祐著

 自由貿易の拡大によるグローバル化で、今までは局所的に発生していた感染症が世界的に拡大するようになった。ロシアのウクライナ侵攻も放射能汚染という重大な環境破壊を引き起こす可能性がある。

 食品についてもリスクがあり、最近、高GABAトマトなどゲノム編集食品が開発される中、目的の遺伝子以外のDNAを切断することで、生物にとって重要な遺伝子の働きが失われる可能性が指摘される。肉の代わりに大豆を使った食品は、肉に似せるためにさまざまな添加物が使われている。そういう食生活を改めて、有機食品に替えることを著者は提唱する。

 健全で持続可能な社会を考える一冊。 (柘植書房新社 1980円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末