(104)ホントは挿絵の罰金刑で意気消沈
蔦重は地本問屋に出された触書を京伝に示した。
「定信公はよっぽどダメって言葉がお好きのようです」
「罷りならぬ、が八か条」
「庶民にもご改革のとばっちりがきて、両国川開きはシケたものになりそうだ」
五月二十八日の川開きは江戸っ子が心待ちにする初夏の風物…
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