仕事優先した野口五郎 2度の煮え切らない恋愛スキャンダル
野口との当時のことについてケイは、日刊ゲンダイ本紙連載「35年目の真実」の中で名前は出さずにこう語った。
「相手が同じお仕事をしている人だったこともあって、事務所から驚くほどの圧力がかかってきました。それは初めて週刊誌に掲載されてからずっと。仕事を選ぶか、結婚を選ぶか、二者択一を迫られても仕事は辞めません、でも、彼とも別れませんと断言し続けていました」(10年11月26日号)
ケイとの婚約報道から5年後の84年3月、今度は斉藤慶子(当時22)との熱愛が報じられる。83年12月のテレビ共演で知り合って以来ハワイでバカンスを楽しんだり、斉藤が野口宅を訪れたりしていたといわれ、周囲からは「“彼からプロポーズされた”とうれしそうに話していた」「野口くんが慶子に心を傾けているのは事実」など次々と証言が飛び出した。
当初は交際を否定していた2人だが、その後、雑誌で野口が「完璧な女性だと思うし、かわいい人でもあります。婚約、結婚なんて文字が僕の心の片隅にもきっとあると思う」と語り、交際は続いた。破局報道が流れた際にも斉藤が「いい方向にいければ」と求婚を待っていることを告白した。