ケーナが原因? 田中健&古手川祐子の別居から離婚まで
<1999年7月>
ケーナ奏者としても知られる二枚目俳優の田中健。日本で3本の指に入る奏者といわれ、CD以外にも教則本の執筆や講習DVDを出すなど活躍しているが、ケーナが古手川祐子との離婚の一因になったというから、皮肉である。
恋人宣言から5年の交際を実らせ、田中(当時35)が古手川(同26)と結婚したのは1986年6月9日。東京カテドラルでの式の後、森繁久弥、美空ひばりら800人が列席する盛大な披露宴が都内ホテルで開かれた。
田中は古手川家に婿養子に入り、新居となるマンションの内装は古手川好みの白で統一。田中は自室を1つもらっただけと、古手川主導で新婚生活が始まった。娘が生まれた後の89年には古手川の両親と同居。世間から“マスオさん”と呼ばれるようになった。
古手川は仕事で家を空けることが多く、子育ては主に田中が担当。夫婦関係がギクシャクするようになる。さらに、古手川の父に田中が怒鳴りつけられるシーンが近所の住人に目撃されるなど、義父との不仲も伝えられた。後に田中は「客観的に見れば、そういうこと(不仲)はあったかもしれないし、歯車が噛み合わなかった」と確執を認めている。