すでに15年…俳優・天宮良が役作りからハマったトライアスロン

公開日: 更新日:

 ただひたすら泳いで、こいで、走る――。“過酷なスポーツ”の代名詞として知られるトライアスロンに、天宮良さん(51)は15年前からチャレンジしている。天宮さんは、どのようにしてトライアスロンと出合い、向き合い、そして何を目指しているのか。

 天宮さんがトライアスロンに出合ったのは16年前、35歳のとき。
「大林宣彦監督の『風の歌が聴きたい』(1998年7月公開)という映画でした。聴覚障害者の夫婦がトライアスロンに挑戦する物語で、その旦那さん役をやらせていただいたんです」

<きっかけは役づくり>

 ロケ地は沖縄県・宮古島。毎年4月に開催される「全日本トライアスロン宮古島大会」はロングディスタンスと呼ばれ、水泳(スイム)3キロ、自転車ロードレース(バイク)155キロ、長距離走(ラン)42.195キロの合計タイムを、制限時間13時間30分以内で競う。

「撮影の1カ月前はスケジュールをまるまる空けて、バイクを50キロ乗ったあと2キロ泳いだり、ウエートトレーニングをして、それなりに見える体づくりはしました。でも、いきなりレースに参加するのは無理。そこで撮影は、出場者のバイクやラン、ゴールの近くでちょこっと参加させていただいたシーンや、大会後に有志の方々に残っていただき1週間ぐらいかけて行いました。映画は翌年、宮古島で試写会をしてから全国公開という予定だったので、自分も1年間、一生懸命トレーニングをして大会に参加してみたいな、と思ったのがトライアスロンを始めたきっかけです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出