ドラマ「家政婦のミタ」が当たった日本テレビも相棒パターンを狙った。実際、パート2や映画化もウワサされている。しかし、「家政婦のイメージが強くなるのを恐れた松嶋菜々子サイドが難色を示した」(事情通)という。
幸い半沢を演じた堺雅人はどんな役でもこなす“カメレオン俳優”だ。ひとつの色に染まることを恐れたりしないし、染まることもない。
脇を固めたのも本格派の俳優陣ばかり。イメージ頼みのタレントはいないから、再放送や特番へのハードルも低いはずだ。
視聴率も業績も上振れしないTBS。「倍返し」のチャンスをみすみす逃している。