「テレ朝だけじゃない」の声…業界にはびこるキックバック利権
■テレビマン、3日やったらやめられない?
下請けの制作会社がキックバック要請を断れないのは、昨今のテレビ界で制作費の大幅削減が進んでいるため。嫌ならよそに仕事を回すといわれたら、中小企業だらけの制作会社はうなずくしか道は残されていない。
「局の系列子会社の制作会社に対してはキックバック要請はできない。それまで名前を聞いたこともない独立系の制作会社が急に業界でのしてきたら、そこを引き上げたテレビマンが必ずいる。何かウラがあるとみていい」(制作会社幹部=前出)
テレビ屋稼業、3日やったらやめられないとうそぶくヤカラが今なお闊歩(かっぽ)する。真面目に番組作りに取り組んでいるテレビマンはいい迷惑だ。