紅白引退の“御大”に意外な過去…北島三郎は漫才師だった!
たばこは、かつてはヘビースモーカーだったが、尿路結石を患った15年ほど前にやめた。77歳の今も声がよく出るのは、禁煙のおかげだろう。
「不摂生といえば夜更かしくらいで、午前3~4時に布団に入る。健康のために特別にしていることはなく、日中、外に出て日の光を浴びるよう心掛けているくらいだそうです」(芸能ライター)
女性問題や借金問題がなかったことも、長く歌い続けられた秘訣か。夫人とは歌手デビュー前の23歳のときに結婚。夫人は、北海道・知内村(現・知内町)から上京した北島が、新宿にあった東京声専音楽学校と、流しをしていた渋谷に通うのに便利なように、と借りた西大久保のアパートの大家の娘だった。夫人は貧しい北島にカレーライスを差し入れ、ミカン箱の上で歌う北島に「いよっ!」と声をかけて励ました糟糠(そうこう)の妻だ。
しかし、北島はデビュー時、結婚していることを事務所にさえ言い出せず、デビュー3年後にバレるまで秘密にしていた。黙って“日陰の身”に耐えた夫人に、北島は毎年、誕生日や結婚記念日のプレゼントを欠かさないという。