海外で首相を批判!?小谷真生子「靖国デタラメ」発言の真贋
「靖国参拝についての安倍首相の釈明は全くでたらめだ!」――。このセリフ、テレビ東京系「WBS」のキャスター・小谷真生子氏(48)の発言として世界に発信されたものだ。先週のダボス会議の取材現場でそう語った、と中国メディアが伝えた。
中国のニュースサイト「人民網」によると、23日に会場で人民日報の記者を見つけ、靖国参拝に対する中国メディアの見方を尋ねたという。そして、人民日報記者にこう語ったというのだ。
「靖国参拝が彼(安倍首相)にとって一体、何のメリットがあるのか、どのような政治的考慮によるものなのか。だが彼の回答はめちゃくちゃで、私と同僚ら日本人でさえ分かりにくく感じた」
「靖国参拝は日本の首相の責務ではないし、ましてや日本国民の願いでもない。安倍首相がなぜ日本全体を巻き添えにし、国際世論の圧力を日本に負わせるのか分からない」
人民網の記事は最後に〈小谷氏はさらに中国の古い言葉「虎の首に鈴を結びつけた者に鈴を解かせよ」に触れ、中国の負った傷を癒やすには、やはり安倍首相自らが「鈴を解く」必要があると述べた〉と結んでいる。