「田中真紀子が危篤」 4月バカの永田町を駆け巡った怪情報
「田中真紀子が倒れ、病院に緊急入院している」
1日午前、田中真紀子(70)が緊急入院したという情報が永田町を駆け巡った。
病名は脳梗塞。入院先は千代田区の東京逓信病院という具体的な内容である。しかも、「脳梗塞」「逓信病院」といえば、父の角栄が85年に倒れた時の状況と一緒。偶然の一致だろうが、一時は政府筋も情報の確認に追われる事態となった。
「29年前、真紀子は父の角栄が逓信病院に入院すると、〈あんな公務員の病院じゃ、父の病状が漏れるでしょ〉と無理やり退院させています。その際、病院側と治療方針を巡って犬猿の仲になった。今回、その真紀子が逓信病院に担ぎ込まれたというので、〈本人の意思ではないはず〉〈意識がないほどの重症なのだろう〉という観測まで流れました」(政治評論家・有馬晴海氏)
■玄人筋うならせたディテール
ところが、日刊ゲンダイ本紙が確認に走ると、すぐに“誤報”と判明した。
真紀子は1日午前、夫の田中直紀(73)と一緒にファミリー企業である越後交通の入社式に出席し、祝辞を述べていたのだ。