凋落激しいフジ 内部から「トップが代わるしかない」の声
小笠原氏は「フジテレビは、安倍総理を熱烈に応援したいから、間接的に小保方擁護に回っている」と指摘。
文科省やフジテレビにとっては、STAP細胞の作製に成功したかどうかより、理研を政府が特定国立研究開発法人に指定し、それに対し国民が批判をせずに受け入れることが何より大事。
「それができないとアベノミクスの第3の矢である成長戦略の目玉がなくなってしまう」から、指定の“ネック”になっている小保方さんのイメージアップに協力していると解説している。
「報道機関でもあるテレビ局のトップが、首相と懇意にしすぎるのはいかがなものか。日枝会長はナベツネさんになりたいのか。さすがに局内でもそういう批判はありますが、一方で、会長に取り入ろうと、スケベ根性丸出しの番組作りをする連中もいる。トップの首をすげ替えない限り、復活の目はない。そう感じているスタッフは少なくありません」(前出の中堅社員)
権力は腐敗する。