“韓国本マイスター”高信太郎氏が語る「ハングル語修得法」
さて、「オレはまだ現役だぞ」の話だ。
「最近は漫画より、文章を書く仕事の方が多いね。今も嫌韓論をテーマに、朴槿恵(パククネ)をボロクソに書いてる。だけど、本ってのはありがたいよ。その昔に書いた『まんがハングル入門』は単行本が売れ、文庫になっても増刷を重ねてる。去年の11月で11刷のロングセラーだもん。サイフが苦しいときにタイミングよく増刷になり、家計は大助かりだわ」
「おもろい韓国人」「マンガで韓国語がしゃべれる」「とっさのひとこと韓国語」「誰も言わなかった韓国人のホンネの裏側」など韓国に関する本を多数出している。
■韓国に関する著作が多数。「自分でハングルの伝道師だと思ってるよ」
「昔は韓国と中国の区別がつかないくらい、全然興味がなかったんだよ。それが二十数年前になるかな。新宿ゴールデン街である青年に殴られ、ボコボコにされてね。その後、彼が在日韓国人2世だと知り、今度会ったら絶対に韓国語で言い返してやろうと思い、ハングルの勉強を始めたんだ。その際、オレはハングルの独自のマスター法を考案し、それを永六輔先生が日本テレビの深夜番組で紹介してくださったら反響があり、出版社から本にしたいって連絡がきた。オレは自分をハングルの伝道師だと思ってるよ」