「2代目キレンジャー」だるま二郎 杖つき就労支援施設通い
今も子供たちに人気の特撮ヒーロードラマ「スーパー戦隊」シリーズ。元祖は1975年4月に始まった「秘密戦隊ゴレンジャー」だ。本日登場のだるま二郎さん(62)は2代目キレンジャーとして人気者になった。コミカルな演技が懐かしいだるまさん、今どうしているのか。
「8年前に変形性膝関節症を発症してね。以来、杖なしでは歩けなくなっちゃった。おまけに3年前には突発性拡張型心筋症による心臓機能低下で心不全になり、夜中に救急搬送された。さんずの川を見た思いだったな」
愛知県一宮市のファミレスで会っただるまさん、こう言って苦笑した。
「太り過ぎが原因だろうね。163センチ、130キロ。キレンジャー時代と比べると、20キロは太った計算になる。なかなか痩せないうえ、運動ができないため、心臓と膝に余計に負担がかかる。身体障害者1級だよ」
2年前に離婚。社会人の22歳の長男と小5の次男は元妻と暮らし、自身は市内のアパートに一人暮らしだ。
「膝を患って仕事ができなくなってから、妻には随分苦労をかけた。責める気持ちは毛頭ないよ。今の一番の楽しみは、週末に遊びに来る次男と一緒に過ごす時間だね」