「2代目キレンジャー」だるま二郎 杖つき就労支援施設通い
自炊。体重減を目指し、昼食は抜いている。
「いくら体の調子が悪くても、家でゴロゴロしてるわけにはいかない。で、去年5月からクルマで30分弱の岩倉市内にある就労継続支援A型事業所に週3回通い、主に印刷を担当してる。名刺、チラシ、ポスターからTシャツのプリントまで何でもやる。印刷関係の仕事があったら、ぜひご連絡ください、ハハハ」
■イベント、催事会社を経て寿司職人にも
さて、広島県安芸高田市生まれのだるまさんは地元の名門、広陵高校時代から柔道で鳴らし、山陽国策に入社してパルプ岩国工場に勤務。そこで講道館5段となり、23歳の時、俳優を目指して上京した。
「あれは76年6月だった。『秘密戦隊ゴレンジャー』の初代キレンジャーだった畠山麦さんが、舞台出演の関係で降板しなくてはならなくなり、急きょ代役のオーディションがあったんだ。自分は所属事務所の指示に従っただけ。何のオーディションかも知らなかったし、よもや合格するとは思ってなかった」
「大食いで柔道が強い」というキレンジャーのキャラクターが幸いしたようだ。