ゴレンジャー出演の鹿沼絵里さん 介護仕事と借金返済に奮闘
また、「演技の枠を広げるため」に出演した日活ロマンポルノでは「宇能鴻一郎の女体育教師」「修道女 黒衣の中のうずき」などでナイスバディーを披露。男たちの熱い視線を独り占めにした。
5歳年下の個性派俳優、古尾谷雅人さんと結婚したのは82年。古尾谷さん自死の1年後、「最期のキス」(講談社)で死に至るまでの経過を明かした。
「1億5000万円で買った自宅マンションのローンが毎月100万円あったのに、仕事のえり好みをした結果、だんだんヒマになり、住民税まで滞納。借金は総額3億円に膨れ上がって、本人はアルコールに走り、DVもひどかった。全身を殴られ、全治5カ月って診断されたこともあったわ。今にしてわかるのは、彼は生真面目過ぎたってこと。もっとチャランポランだったら、あそこまで自分を追い込むことはなかったでしょうに……」
介護の仕事を始めたのは子育てが一段落した40歳を過ぎてから。45歳でホームヘルパー1級の資格を取得。それを生かして働く一方、神楽坂で「ルパン・反省」なるカラオケパブを切り盛りした時期もあった。