78歳「水戸黄門」復活…里見浩太朗の元気の秘訣はカカア天下
「なんだか証人台に立たされるみたいだなあ」
3日、里見浩太朗が報道陣に囲まれた自身の状況にこう言って笑った。2011年に42年の歴史にピリオドを打った「水戸黄門」(TBS系)が29日にスペシャル版で復活することを受け、マスコミ懇談会が開かれた。
1971年から88年までは2代目助さん役、2002年から最後まで5代目水戸光圀役を演じた里見は「65歳のときに(黄門役を)引き受けたので、“年寄りの匂い”がするはずなんですけど、当時は『それじゃあ助さんだよ』と言われたり、ときどき若い里見浩太朗が出てしまう。どうやったら老人の味を出せるかと悩まされました。今回は“枯れたご隠居さん”になっていたので、自信を持ってお送りできると思います」と、実年齢がようやく役に追いついてきたことを実感しているという。
会見後には質問した記者に携帯電話に貼る「水戸黄門インローくんシール」を自ら配って回るサービス精神も見せた里見。御年78とは思えない若さだが、その秘訣は、里見の個人事務所の社長を務める信子夫人にある。