井手麻理子さん変えたカレン・カーペンターの歌との出合い
改めて聴いてみるとカレンの歌い方は、とてもシンプルで素直。だからこそ、曲の素晴らしさが聴く人にきちんと伝わるし、聴く人を揺り動かすと。私も彼女のように名曲を歌い、伝えることができるボーカリストとして生きていきたいと思うようになりました。
歌手にとって、体は楽器。親からもらったこの体は唯一無二のもの。それを受け入れて素直に歌えばいい。マネではなく日本で育った日本人の井手麻理子がナチュラルに歌えば、おのずと私の味が出る――。
この流れで一昨年、作らせてもらったのがアルバム「MARIKO Sings Karen Carpenter~井手麻理子 カレン・カーペンターを歌う」。
私が今のレコード会社(Bellwood Records)に移ってからシリーズで歌っている「I Get request」シリーズの第2弾です。普段ライブでよく歌っている曲と定番曲を織り交ぜて選曲しています。
一度、聴いてみてください。
■5月13日、「I Get request」シリーズ第3弾アルバム「MARIKO Sings CHIEMI ERI~井手麻理子 江利チエミを歌う~」をリリース。7月13日、「ビルボードライブ東京」でライブ開催。