尾木ママは反対派…組み体操「ピラミッド」事故で大論争続く
9月27日に大阪府八尾市の大正中学校で起きた組み体操10段ピラミッドの崩壊事故。同校では、昨年も練習中を含め組み体操で4人が骨折していたことが明らかになり、さらなる波紋が広がっている。
ネット上では組み体操の是非をめぐり大論争に発展。報道直後から<物理的に無理がある>と危険性を主張する声が続出したほか、<練習でも成功したことないのに本番強行とは大日本帝国の軍隊かよ>といった学校への批判も少なくない。
一方、<運動しない今のガキには荷が重かったんやろなあ>と現代っ子がひ弱になったとする指摘や、<せいぜい四段でええやろ>とピラミッドの段数に制限をかければ良いのではないか、とする意見もみられる。
著名人たちも今回の事故に反応した。3日には、教育評論家の尾木直樹氏(68)がブログで痛烈に批判。「やらせる学校も学校なら眺めて感動する親も親」「毎年毎年繰り返される人間ピラミッド事故 もう見たくありません! 校長の一声で中止出来ますよ」と、ピラミッドの廃止を主張。4日には「文科省は組体操事故 緊急調査すべきです」と訴えた。
キャスターの小倉智昭(68)は2日、朝の情報番組「とくダネ!」で、「リスクを考えたら、スポーツってできなくなるんだよね」と組み体操を擁護する趣旨の発言をするなど、著名人の間でも意見が割れている。
論争はまだまだ続きそうだ。