ハンナ・アーレント(2012年 独・ルクセンブルク・仏)
「世界最大の悪は平凡な人間により行われる」
ユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントは、ナチスの戦犯アイヒマンの歴史的裁判を傍聴し、有名誌にリポートを発表する。その実話の映画化だ。
大学の教壇に立ったハンナは、「アイヒマンをごく平凡な人間だった」とし、「判断力を失った凡人が、ただ上からの命令に忠実に従っただけだった」と…
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