「科捜研」沢口靖子と対立 “最強の敵”池上季実子に高まる期待
実は池上は昨年7月に日刊ゲンダイ本紙のインタビューで「最近のドラマは納得できる役作りができる準備期間が取れなくなってきている」と嘆き、2クール以上の長編ドラマを待望していた。希望通りの長期ドラマ出演で、本気の役作りをしてきたのは間違いない。
「日本アカデミー賞を2度も受賞した演技派で、どんな役柄にもなり切ってしまう実力は折り紙つき。春に出演した昼ドラ『プラチナエイジ』では必死に生きる60代女性の青春をリアルに演じていました。昨年、芸能生活40周年を迎え、『向き合う力』を出版し、両親との葛藤や小学校時代のイジメなどの過去を赤裸々に語って、どこか吹っ切れた感があります」(芸能ライター)
この「科捜研」シリーズで沢口が演じるのは正義感で難事件に立ち向かうヒロイン。
池上が期待通りの悪女役を演じればお茶の間は池上を悪者扱いするだろうが、それは勲章。秋ドラ視聴率レースのダークホースになりそうだ。