「ももクロ」ライブ性差別騒動 渦中の太宰府市役所の本音は?
アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が今月31日に開催予定の男性限定コンサート「男祭り2015in 太宰府」について13日、地元の女性団体が「男性限定なのはおかしい」と抗議して騒動になっている。翌14日には別の女性団体と面会した芦刈茂市長が実行委員会事務局にコンサートの名称変更と性別を限定しないチケットの販売を申し入れる事態に発展。しかし同日、これを退ける形で「ももクロ」側は公式HPで「予定通りコンサートを開催いたします」と発表した。
真っ向から対立する「ももクロ」と女性団体の主張。男性限定ライブに関しては、「憲法違反」との声まで出ている。これがダメなら、昨年12月に福山雅治(46)が横浜で開催した「男の、男による、男のための聖夜にして野郎夜!!」「女だらけの聖夜にしちゃうわnight♡」や今年8月に東京で開催した「10代限定『真夏の初体験』」も“アウト”ではと思わずにはいられないが、太宰府市には「市男女共同参画推進条例」なるものがあり、それに基づいたクレームだという。
「男女平等と興行の板挟み状態です」と嘆く太宰府市役所担当者はこう話す。