「日暮し」元ボーカル杉村尚美さん 復帰望む声も興味なし

公開日: 更新日:

 杉村さんの祖父・榊原直は、国立音大創立者のひとりだ。

 日暮しで約7年間活動後、ソロで再スタート。81年に大ヒットした「サンセット・メモリー」を覚えている向きは多いだろう。あの伸びやかな歌声をもう一度、という声はないのか。

「15年ほど前でしょうか。『あの人は今』みたいなテレビ番組に出て歌い、それからも何度かお話をいただきました。ワタシのことを覚えて下さってるのはうれしいんですが、申し訳ありません。すべてご遠慮申し上げてます」

■芸能界の思い出は「徹子の部屋」

 それというのも……。

「『サンセット・メモリー』はいわゆる売れセンの曲でしたから、ある程度のヒットは予測してました。だけど、それ以上に売れちゃって、ワタシはいきなりスター歌手の中に放り込まれた。そうした方たちはものすごいオーラが漂い、自分自身、違う世界に来てしまったって違和感が絶えずありましてね。あと、外出すると“アッ、あの人!!”って感じで振り向かれ、とっても不自由な思いをした。そんなこんなで、芸能界にはなじめなかったんです。ワタシにはママさんコーラスで十分ですよ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  4. 4

    金田ロッテはキャンプ中に「生理(性処理)休暇」を堂々と導入!監督就任翌年に日本一を達成した

  5. 5

    故みのもんたさん 闘病生活の中で本紙に語っていた「老い」と「人生最期の願い」

  1. 6

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希まさかの「先発白紙」はむしろプラス…《メジャーレベルではない》の声も

  3. 8

    山田涼介のソロ活動活発化で“亀梨和也のトラウマ”再燃…Hey! Say! JUMPファン戦々恐々

  4. 9

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇