“花の82年組”遠藤響子さん 歌手人生「ひとつの悔い」とは

公開日: 更新日:

 遠藤さんは79年、名古屋芸術大学音楽学部在学中に、コーラスガールの一員として世界音楽祭に出場したところ、キュートなルックスと歌唱力を買われ、ビクターにスカウトされた。デビュー曲は81年11月発売の筒美京平作曲の「告白テレフォン」。作詞は自らが担当した。

「“アイドル”ってくくりの中のひとりでした。でも、自分で作詞した歌でデビューするアイドルって、たぶん異例ですよね。所属したのが、桑名正博さんやりりィさんを世に送り出した、寺本幸司さんがつくった事務所だったため、ワタシもアイドル性よりもアーティスト性を求められたみたいです。ずいぶん後になって、寺本さんから“筒美氏はおまえさんの才能にゾッコンだったよ”と聞かされたことがあります」

 翌年にはTBS系ドラマ「3年B組貫八先生」(貫八先生役は故川谷拓三!!)にマドンナ役の音楽教師、月代早苗先生役で出演。物おじしない天然の演技が評判を呼び、NHK銀河テレビ小説や映画にも出演した。

 とはいえ、やっぱり本職は音楽。ソングライターとしてイルカ、岩崎宏美、研ナオコ、酒井法子、長山洋子、森山良子、渡辺美奈代らに楽曲を提供。自身はTBS系ドラマ「輝きたいの」(83年)の同名の主題歌や「雪が降るまえに」(84年)などのヒット曲がある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議