“花の82年組”遠藤響子さん 歌手人生「ひとつの悔い」とは
ちなみに、女子プロレスを題材にしたストーリーだった「輝きたいの」は4年前、「24時間テレビ」(日テレ系)で北斗晶が120キロのチャリティーマラソンを完走した際、応援歌として流れて話題になった。
■自分のオリジナル“復活”が実現
「今回、ベストアルバム『もう一度会いたい』を出したのを機に、これまでの活動を振り返ってみたんですが、ひとつの悔いを除いて、自分で言うのもナンだけど、素晴らしい歌手人生だと改めて思いました」
その「ひとつの悔い」とは?
「今度のアルバムにも入ってる『オー・ミステイク』は84年にNHK-FM『細野晴臣作曲講座』の中で番組用に細野さんと共同で作った曲なんです。細野さんが作曲・編曲、ワタシが作詞と歌で、その後、松本伊代さんが歌うことになってました。ところが、ワタシの名前じゃ売れないという理由から、大御所の松本隆さんの詞に差し替えられ、『月下美人』というタイトルでレコード化された。それを知った時はショックでした。今回、自分のオリジナルの復活が実現し、胸のつかえが下りた思いです」