女コンシェルジュ侵入 福山雅治マンションの“ズサン管理”
東京都渋谷区内にある福山雅治(47)の自宅マンションへの住居侵入容疑で、コンシェルジュの女が逮捕された。管理会社から派遣されたパート従業員の宮本万里子容疑者(48)で、福山が預けたスペアキーで玄関から入り込んだという。超が付く高級物件で内部犯行なんて、信じがたい展開だ。
現場は低層ながらフィットネスクラブなども備えたデザイナーズマンションで、芸能人に人気の物件。「ギターが好きで、福山のギターが見たかった」と供述しているという宮本容疑者は、フロントまわりを担当するコンシェルジュとして10カ月前から勤務していた。
マンション管理士の松本洋氏はこう言う。
「分譲でも賃貸でも原則、スペアキーを預ける必要はない。管理会社が維持・管理するのは共用部分だけだからです。ただ、最近は緊急時に備えて預けるケースもなくはないですが、その場合でも、コンシェルジュや管理人がスペアキーに触れる状況は考えられない。通常、スペアキーは複数の判が押された封筒に収めて金庫に厳重保管し、管理会社が委託した警備会社しか取り出せないようになっている。第三者が持ち出そうとすれば、警報で通知する手はずです」